その射手はわたしを囲む。 彼は無慈悲にもわたしの腰を射通し、 わたしの肝を地に流れ出させられる。
彼がこれをその身から引き抜けば、 きらめく矢じりがその肝から出てきて、 恐れが彼の上に臨む。
全能者の矢が、わたしのうちにあり、 わたしの霊はその毒を飲み、 神の恐るべき軍勢が、わたしを襲い攻めている。
わが目は涙のためにつぶれ、 わがはらわたはわきかえり、 わが肝はわが民の娘の滅びのために、 地に注ぎ出される。 幼な子や乳のみ子が町のちまたに 息も絶えようとしているからである。
また、古い世界をそのままにしておかないで、その不信仰な世界に洪水をきたらせ、ただ、義の宣伝者ノアたち八人の者だけを保護された。
ご自身の御子をさえ惜しまないで、わたしたちすべての者のために死に渡されたかたが、どうして、御子のみならず万物をも賜わらないことがあろうか。
それゆえ、主なる神は言われる、わたしは生きている。あなたはその忌むべき物と、その憎むべき事とをもって、わたしの聖所を汚したので、わたしは必ずあなたの数を減らす。わたしの目はあなたを惜しみ見ず、またわたしはあなたをあわれまない。
彼はその箙の矢を わたしの心臓に打ち込まれた。
しかもわたしの味方として見るであろう。 わたしの見る者はこれ以外のものではない。 わたしの心はこれを望んでこがれる。
そうすれば、わたしはなお慰めを得、 激しい苦しみの中にあっても喜ぶであろう。 わたしは聖なる者の言葉を 否んだことがないからだ。
主はそのような人をゆるすことを好まれない。かえって主はその人に怒りとねたみを発し、この書物にしるされたすべてののろいを彼の上に加え、主はついにその人の名を天の下から消し去られるであろう。
射る者は彼を激しく攻め、 彼を射、彼をいたく悩ました。
その軍勢がいっせいに来て、 塁を築いて攻め寄せ、 わたしの天幕のまわりに陣を張った。
その軍勢は数えることができるか。 何物かその光に浴さないものがあるか。
主は敵のように弓を張り、 あだのように右の手を伸べて立ち、 シオンの娘の天幕におるわれわれの目に誇る者を、 ことごとく殺し、 火のようにその怒りを注がれた。
わが道を離れさせ、わたしを引き裂いて、 見るかげもないみじめな者とし、